部位によって麻酔の効き方は違います
歯科治療で多くの方が麻酔をしたことがあるのではないでしょうか。前回より今回の治療は、なかなか麻酔がきれないな…なんでだろう…そんなことを感じたことがある方はいらっしゃいませんか?それは、骨の構造に違いがあるからなのです。
歯科で使用する麻酔は『浸潤麻酔』といい、歯肉や顎の骨に麻酔薬が浸み込んで効く仕組みになっています。
〈骨の質(硬さ)によって〉
上の歯(上顎)は骨がスポンジ状になっていて下と比べると柔らかい構造です。そのため、麻酔薬が浸透しやすく歯の神経まで広がり、麻酔が効くまでの時間も早いです。一方、下の歯(下顎)は骨が非常に硬く麻酔薬が浸透しにくいため、効き始めるまでに時間がかかることがあります。
・麻酔の効きやすさは、上の前歯、上の奥歯、下の前歯、下の奥歯という順番です。
・麻酔の持続期間は、上の歯:即効性があり、さめるのが早い。 下の歯:効くまでに時間がかかり、長く効いている。
骨の厚みや質は人によって違うので、麻酔の効きやすい人と、効きにくい人がいます。治療中に痛みがあったらご無理せず左手をあげて教えていただければと思います。しっかり効かせるために麻酔を追加したりと対処いたしますのでご安心ください。今回のお話を思い出して治療に臨んでいただけたら、心の準備ができるかもしれませんので、参考にしていただければと思います(^^)
2026年09月16日 13:56
