歯みがきの歴史 ~デンタルフロス編~
歯みがきの時に、デンタルフロスを使用している方も多いと思います。デンタルフロスにはどんな歴史があったのでしょうか?1800年代、アメリカの歯科医が歯ブラシの届きにくい歯と歯の間の汚れを取り除くことが重要であると考え、細い絹糸を使うことを提案しました。その後、絹糸の他に馬の毛も使われるようになりましたが、馬の毛は耐久性は優れていましたが滑らかさにかけていました。絹糸は効果的でしたが、ほつれやすいというマイナス面がありました。
第二次世界大戦後は、耐久性、弾力性があり、低コストなナイロン製のものへ変わっていきました。
現在では、素材としてナイロン、ポリエステル、ポリエチレンが代表的なものになります。
日本人は歯と歯の間の汚れをとる時に爪楊枝を使う習慣があったので、糸タイプのデンタルフロスより、フロスに柄を付けて使いやすくした『糸ようじ』が開発されました。
私たちが普段使っているデンタルフロスの歴史を知ると、より口腔ケアの意識が高まるな、歯みがきをがんばろう!と思っていただけると嬉しく思います(^^)
2025年09月26日 15:23