歯の根元のムシ歯
加齢などの影響で歯肉が下がり、歯の根の部分(根面)が露出したところに出来るムシ歯を『根面う蝕』といいます。歯肉に埋まっている部分にエナメル質はなく、歯肉が下がって根元が露出してくると象牙質がむき出しになってしまいます。象牙質はエナメル質に比べ、酸に弱く溶けやすいのです。また、根面う蝕は歯の神経に近いため、ムシ歯が深くまで進行してしまう可能性が高くなってしまいます。
30代で発症がみられ、40代でリスクが急激に高まり、以降は加齢とともにより高まっていく傾向があります。
日頃のご自身の歯磨きを丁寧にしていただき歯垢を除去し、定期的な歯科医院での検診をおすすめします。
2024年11月12日 10:23