『エナメル突起』のおはなし🦷
エナメル突起(エナメル滴)とは、エナメル質が通常の位置より根の方向に伸び、根と根の間の部分に突起状に出来てしまったものをいいます。本来は周りの組織としっかりくっついている歯がエナメル突起があることで付着率が弱くなり、歯周ポケットができやすくなり歯周病が悪化しやすくなってしまいます。歯周病の悪化によりいずれは歯がぐらぐらしてしまい抜けてしまうことがあるのです。
歯周病の進行を遅らせるために、出来てしまったエナメル突起を麻酔をして除去する必要があります。除去したあとの経過を診させていただき、引き続き定期的に歯周治療を受けていただくのがベストです。
2024年10月18日 10:03